不妊症と鍼灸

不妊・未任・妊活サポート  ~鍼灸治療は妊娠しやすい体質づくりをサポートします~

妊娠しにくいというお悩みを持つ方は大変多く当院のような鍼灸専門院としましては皆様からのご相談が格段に多い分野でもあります。

専門家が行う細やかで的確な鍼灸治療は様々な症状やご病態に対して大変効果が期待できますが、なかでも妊娠がしにくいという方の健康管理や体質調整には優れた効果が期待できます

20年以上の実績
当院は、2000年(平成12年)の開院当初より妊娠しにくい体質の方、不妊症と診断された患者様より強い要望を受け、研究を重ねてまいりました。その結果多数の実績をあげるに至りました。
一部の患者さまより、『患者さまの声』に体験談をお寄せ頂いておりますので、そちらも参考にされてください(また、『症例報告』もご参照ください)。

心地よい施術で妊娠力UP
当院の鍼灸治療は 妊娠問題でお悩みの方、いわゆる妊活中の方を強力にサポート。
また、施術は痛みや苦痛を感じずリラックスしながら受けていただけますので安心です。

器質性不妊の方にも
子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣のう腫・卵管閉塞など、不妊ということにおいて何らかの器質的な疾患が背後にある場合でも、婦人科専門科で適切な処置を受けられてから、もしくはそれと平行した状態でご来院いただけます。

まずは体質調整を

「はやく子供がほしい」というお気持ちは大変よくわかります。
ただし、その前にまず考えていただきたい重要な事があります。
それは、「現段階の体質傾向を改善すること」です。専門院で身体を調整しておく事がよい結果につながる第一歩です。「妊娠しにくい」ということは言いかえれば、「体調的に、妊娠に向けてのベストコンディションではない」ということでもあるわけです。

体外受精を受けられる方にも

体外受精を受けられる予定の方にも、鍼灸治療は大変お勧めできる治療法です。
鍼灸治療を受けておられた方が体外受精を行うと妊娠率が格段に上がる事は当院の実例からも、各研究機関のデータからも証明されています。

当院では体外受精の処置前期間の鍼灸治療を重要と考え、体外受精に向けある程度の期間をかけて身体を調整していきます。

体外受精後も鍼灸治療は可能ですが、これは体外受精前から鍼灸治療をされていた方に対するフォローアップという意味合いの、どちらかというと補助的な位置づけの治療となります。

不妊治療における鍼灸のペース

どのようなペースで治療をしていくのがよいかということは患者さまのご状態により、ケースバイケースではあるのですが一応の参考例を挙げさせていただきますと次のようになります。

参考例①
ある程度時間をかけて妊娠のことを考えていきたい方
ご来院しやすいペースでコンスタントに鍼灸治療を受けられ、身体の調整を続けていくことで自然妊娠に至る確率が高まってきます。
器質的な疾患による不妊症でない場合は、体質的な問題や心身の様々なストレス、生活習慣などにより身体がまだ妊娠しやすい態勢になっていないことなどが考えられます。
そのような問題を含めて妊娠しやすいコンディションを目指し鍼灸治療で細やかに調整をしていきます。

参考例②
体外受精を考えておられる方
体質や症状の程度にもよりますが、基本的には、それらの処置から少なくとも3~4カ月前より週に1~2回ほどのペースで鍼灸治療をはじめられることが理想的かと当院では判断しております(当院で行う治療方式の特性と現在までの治験に基づきそのように判断しています)。
ただし、鍼灸治療的に見て、状態が改善してくれば治療頻度を少なくしていくことができますし、患者さまのご要望に応じて柔軟に対応させて頂きます。

参考例③
処置直前の方
「鍼灸治療が体外受精・人工授精の成功率を高めることを、それらの処置の直前になって初めて知った」というような場合もあるかと思います。そのような場合、少ない回数でも鍼灸治療を全く受けていない状態よりは良いと思いますので日数的に充分でなくとも御相談下さい。

遠方の方へ

当院は近隣の方のみを対象とした治療院ではなく、全国の様々な症状に悩んでおられる方々をも治療させていただく事を旨とする治療院です。

例えば他府県のかたで、お近くに鍼灸専門院がないという方にも当然ご来院頂けます。
頻繁にご来院頂くことは難しい場合でも、来院ペースを考慮した治療内容を出来るかぎり検討いたします。

また、患者さまに応じた家庭でできる健康法や家庭用のお灸(※)の効果的な使用方法などをご指導させていただきます。

(※)ご家庭用のお灸でも指導に基づき正しく使用することでかなりの効果を上げることができます。ただし、患者さまの体質に応じ、ミリ単位で施術ポイントを割り出し、また厳密な施術順序に則って適切なやり方で行わない限りお灸は単なる「温熱療法」程度の意味でしかなく、鍼灸治療で言う「お灸」の効果は期待できません。